自然農園ながさきの最近のブログ記事
こんにちは。Common Kitchen事業担当の日髙です。
1ヶ月遅れになってしまいましたが、7月下旬の鹿児島出張報告です。
笠沙町で、かんきつ類を有機栽培している長崎さんを訪ねました。
6月上旬の河内晩柑から8月下旬のかぼすまでは、収穫がないのですが、
その間も、大事なかぼす、ライム、レモン、グレープフルーツが「夏ばて」
しないように、ケアを事欠きません。
そのひとつが、「葉面散布(ようめんさんぷ)」。
温泉水にお手製の資材を混ぜ入れたものを、葉面に散布します。
車で3分ほどの温泉に、温泉水をもらいに行きます。
水ではなくて、温泉水を使うのは、温泉水にはたくさんミネラルが含まれているからです。
作業場にもどり、お手製の資材をそれぞれ計量し、タオルでこします。
こさないと、散布のときにホースがつまるからです。
こすと、カスが結構でるんですね。
次々と計量、こして行きます!
全部で8種類のお手製資材をこしたら、タンクの中の温泉水に入れて、準備完了!
タンクの中は、温泉水と発酵させた植物などで作った資材なので、とても良い香りがします。
夕方、陽が落ち始めたら、葉面に散布します。これで、果樹もほっと一息、フゥ!