出張報告の最近のブログ記事

7月の出張報告の続きです。


7月下旬の長崎さんの畑の様子を紹介します☆

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青々としています。


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畑の裏山も、こんなに緑一色!


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かぼすです。元気を感じます。8月29日のファーマーズマーケットにお目見えしますよ。


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ライムです。レモンをちょっと小さくしたような形です。
こちらも、8月29日のファーマーズマーケットにデビューです!

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レモンです。こちらは、収穫までもう少しかかります。
早ければ、9月18日のファーマーズマーケットに登場します!

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グレープフルーツです。
来年の4月下旬まで樹の上で過ごします。こんなに気が長~いとは、知りませんでした。


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最後に、生産者の長崎さんです。いい笑顔でしょう!


7月の鹿児島出張の続きです。


長崎さん宅で昼食をご馳走になりました!

準備をお手伝いして、気がついたのですが、長崎さんの台所には食器洗いの洗剤がないのです!!!
代わりに昔ながらの石鹸があります。

長崎さん曰く、「畑だけ有機って言ってても、ダメだからね。」
スゴイ!真剣な人は、みんな、こうなのか?


長崎さんの自家用栽培の緑竹で、刺身、サラダ、炒め物、土佐煮。
とっても美味しかったです。

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笠沙町名物のタカエビ。きれいでしょう!
生のままわさび醤油と、軽くグリルしていただきました。
どちらも、very goo~~~~~~d!!!


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こんにちは。Common Kitchen事業担当の日髙です。

1ヶ月遅れになってしまいましたが、7月下旬の鹿児島出張報告です。


笠沙町で、かんきつ類を有機栽培している長崎さんを訪ねました。
6月上旬の河内晩柑から8月下旬のかぼすまでは、収穫がないのですが、
その間も、大事なかぼす、ライム、レモン、グレープフルーツが「夏ばて」
しないように、ケアを事欠きません。


そのひとつが、「葉面散布(ようめんさんぷ)」。
温泉水にお手製の資材を混ぜ入れたものを、葉面に散布します。


車で3分ほどの温泉に、温泉水をもらいに行きます。
水ではなくて、温泉水を使うのは、温泉水にはたくさんミネラルが含まれているからです。


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作業場にもどり、お手製の資材をそれぞれ計量し、タオルでこします。
こさないと、散布のときにホースがつまるからです。


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こすと、カスが結構でるんですね。


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次々と計量、こして行きます!

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全部で8種類のお手製資材をこしたら、タンクの中の温泉水に入れて、準備完了!

タンクの中は、温泉水と発酵させた植物などで作った資材なので、とても良い香りがします。


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夕方、陽が落ち始めたら、葉面に散布します。これで、果樹もほっと一息、フゥ!



長崎さんのお知り合いで、坊津で釜焚き塩を作っていらっしゃる日高ご夫妻を訪ねました。

日高紀夫さんは会社勤めをしていましたが、50歳になったら何か自分で始めたいと常々考えていたそうです。

常々考えていたことが、具体的な形になったきっかけは、6年ほど前のJR九州の車内誌の九州の塩特集。熊本で塩作りをしている人の記事に衝撃!を受けたそうです。

うまく言葉にはできないけれと、「これだ!」と思ったそうです。

この話を、40歳過ぎた男性の友人たちに話しましたら、みんなとても共感していました。「これだ!」というのが欲しいんですよね、みんな。


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坊津の海には、さんご礁が生息しているのでミネラル豊富な海水を汲むことができます。
天気が良い大潮のときに、海水をくみ上げます。

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これが海水をくみ上げるポンプの一部です。


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ここでは、塩作り教室も開催しています。


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くみ上げた海水の塩分濃度は3%くらいですが、これを6日かけて塩分濃度20%になるまで煮詰めてから、7日目に結晶を作る作業に入ります。火加減で結晶の大きさが変わってしまいます。

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釜の火にアルミホイルで包んださつま芋を入れておくと、美味しい焼き芋の出来上がりです☆!
日高さんの奥さん、美奈子さんの嬉しそうな顔!

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手のひらの塩の結晶は、たまたま出来た面白い形のものです。

「真っ白な塩が出来上がると、とっても嬉しいのよ!」

「塩は真っ白だから、ちょっとでも埃なんて入ったら、すぐわかるじゃない。だから、袋詰めまでちゃんとできたら、とっても達成感があるのよね。」

美奈子さんの優しい、ほのぼのとした、ちょっと高めのトーンの声がしっかり耳に残っています。


長崎さんと同じ笠沙町で、マンゴーの栽培をなさっている秀美園さんの農園を訪ねました。


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マンゴー農園を始めて、今年で8年目です。塩屋さんご夫妻とお嬢さんの3人が役割分担して、切り盛りをしています。


農園を始めたきっかけは、いただいて食べてマンゴーがおいしかったから。


ご自分たちが美味しいマンゴーを食べるために、研究を始めて、今日があります。


以前、ご両親から受け継いだみかん農園ではじめて生産に携わったときに、指導してくださる人の言うとおりに農薬を使ったら、とても体調が悪くなったそうです。

身を持って農薬の怖さを知ったので、秀美園さんのマンゴー農園では、一切農薬、化学肥料は使っていません。除草は、手作業です。


そして、美味しいマンゴーの栽培を実現した今の願いは、マンゴーを買ってくださったお客さんに、
元気になってほしいということです。


ハウス毎に出荷時期が少しづつずれるように栽培していて、4月から出荷を始めて、7月になると足りなくなるくらいの人気です。

昨年、売り切れで買えなかった人が、早くから今年の分を予約なさっているそうです。


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まだ実がなる前の、マンゴーの木々です。ハウスの室温は、20~24度に維持されています。


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マンゴーの花です。


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マンゴーの実は、最初はこんなに小さいのです。

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随分と大きくなったマンゴーです。赤くなった実に、1つ1つネットを掛けて行きます。熟したら、自然にそのネットの中に落ちる手はずです。


夜中のうちにネットに落ちたのものは、切れたヘタからでるヤニが実について、見かけが悪くなることがありますが、言うなれば、その黒いスジ完全に熟してから収穫した"証"ですよね。


しかし、マンゴーは見かけを重視する人が多いので、黒いスジが強く残っているとB品として、ちょっと値段を下げて販売しています。


ハウスの中では、少量ですが、パパイヤ、ドラゴンフルーツ(11月~12月)、パイナップル(自家用)も栽培しています。

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訪問したのはシーズンも終わりの頃でしたが、立派なパパイヤの実がなっていました。



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後日談ですが、この日いただいて帰ったパパイヤを食べる前に撮った写真です。マンゴーも美味しいですが、パパイヤも美味しかったです♪


当社しゃちょーは、パパイヤが苦手なので、私1人で全部平らげました。

あ~、し・あ・わ・せ♪ ご馳走さまでした(^・^)/





う~ん、すみません。また日が開いてしまいました。やっと長崎さんの畑にたどりつきました。


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除草剤を使っていないので、地面に草が一杯です。もちろん、ときどき草むしりはします。

草木の緑に活力がありますよね。


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レモンの木です。赤くみえるものは、レモンの花のつぼみです。


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グレープフルーツの幼木です。黒くなっているところは「すす病」ですが、病気は広がないので、放っておくと、自然に治ります。


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レモンの実の黒い箇所は、「カイガラムシ」がついたところです。虫がついても、に紹介した酵素等でレモンの木自体に自然治癒力が備わっているので、時間が経つと自然に治ってしまうそうです。

外側は、黒くなっても中身は問題ないそうです。しかし、黒い跡が残ってしまったものは、皮を使うのはちょっと厳しいので、ジュースなどの加工用として販売しています。

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これはグレープフルーツの木です。今年の分は、予約で完売してしまったので、「アタライフ田舎からの贈り物」では、ご紹介できませんでした。来年の5月初旬までお待ちください!


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たんかんの木と長崎さんです。たんかんは、来年2月が次の季節です。


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長崎さんの畑の近くの桜の木です。

長崎さんの畑の周りには、何もないので、農薬も飛んでこないし、水も綺麗です。


笠沙は、緑あふれるのどかな、本当に良い所です。いずれ機会を作って、生産者さん訪問ツアーを実施したいです!


次回の長崎さんのぼかし肥料を使って、無農薬・無化学肥料でマンゴーを栽培している秀美園さん訪問報告です。


長崎さんの仕事場で見たものを、もうひとつ紹介します。

果実酵素です。

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この果実酵素は、レモンとグレープフルーツで作っています。

果物、黒糖、果物、黒糖・・・と、サンドイッチ状に入れて行きます。良い香りがして果物が浮いてきたら出来上がり。7~10日で完成です。

この果実酵素を水で適度に薄めて、毎日飲むと、健康維持にいいそうです。

長崎さんからいただいた果実酵素の作り方のプリントの写真も載せておきますね。

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次は、ついに、長崎さんの畑を紹介します。やっと畑に辿りけそうです。時間がかかって、すみません。
再び、前回の報告から時間が経ってしまい、すみません。

さて、いよいよ長崎さんの仕事場に到着です。

長崎さんの仕事場は、きちんと整理整頓されていて、長崎さんの几帳面さがうかがえる場所でした。

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棚には、見たことも聞いたことも名前のラベルが張ってあるボトル類が数本。


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天恵緑汁。パパイヤ、夏みかんに黒糖を加えて、発酵させたものです。

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童子液。摘み取ったたんかんを黒糖に漬け込んだものです。

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魚のアミノ酸。とてもいい香りです。

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にがり。

これらを、畑の柑橘類の葉っぱにかけると、樹液が弱アルカリ性に保たれ、木自体が元気になって、虫がこないし、病気になりにくくなるそうです。

次回は、長崎さんに教えていただいた果実酵素を紹介しますね♪





鹿児島の市街地から車で1時間、鹿児島西南にある笠沙町で自然農法でかんきつ類の
栽培をしている長崎さんを訪ねました。

長崎さんがまず見せてくれたのは、「ぼかし肥料」です。温室のような建物の中で、
土中温度を50℃以上にあげないように管理しているそうです。ぼかし肥料は、米ぬか、大豆かす、
発酵した鶏フンを長崎さんの畑の土着の微生物で発酵させて作るとのことでした。


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この「ぼかし肥料」の"威力"は、同じ温室の中で自家用に栽培しているトマトで証明済み!
普通トマトは1シーズンしか実がなりませんが、温室のトマトはほったらかしなのに3年間実を
つけているそうです。

「昨日、奥さんが自分とこで食べるのに採っちゃったから、良いのが残っていないかもね・・・」と、
長崎さんがつぶやきながらも、よ~く探したらありました。真っ赤なトマト!

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もぎ取って食べました。まるでフルーツみたいに甘くて、とってもおいしかったですよ!

さて、いよいよ長崎さんの仕事場へ行きます!乞うご期待!


前回報告からちょっと日が開きましたが、いよいよバーベキューです!

 

三清屋さんの社長の奥様がつきっきりで、焼いてくださいました。至れり尽くせりで、恐縮です。

 

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緑豊かな庭を見ながら、炭火でバーベキューです。

 

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ご覧下さい、この豚肉のきれいなこと。何グラムあると思いますか?食べ終わってから聞いてビックリ!これで、460gです。当社社長と2人で食べたので、1人230g! 

 

 

 

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しかも贅沢者の当社社長は、脂身がちょっと苦手なので、脂身は主に私が担当。なので、多分、260gくらいは、食べたかもしれません・・・恐ろしい!でも、大変美味しかったです。

これにプラスして、野菜、自家製ソーセージ、おにぎり2個、フルーツも平らげました! 

 

 

 

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 焼くと、こんなになります。脂が適度にのって、美味しそうでしょう?

 

写真でもお分かりいただけると思いますが、脂身のところが白くてきれいです。これは、抗生物質を与えていないからだそうです。ご自分で豚肉を買うときに、脂身の色をチェック!ですね。

 

食べるのに夢中で、自家製ソーセージの写真を取り忘れましたが、こちらも添加物なし。とてもジューシーで、お肉の味がしっかりとしたものでお勧めです。おにぎりのお米は、社長の奥様が栽培しているものとのことでした。

 

出張報告は、まだまだ続きます。また、後ほど。