田舎からの贈り物

黒さつま鶏

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鹿児島特派員坂元です。

鹿児島といえば、黒豚・黒牛が有名どころですが、この鹿児島黒ブランドの仲間入りが期待されている
『 黒さつま鶏 』について今回ご紹介!!

まだ耳にされた事がある方は少ないかと思います・・
実は私も先日の新聞記事で初めてその存在を知りました。

DSCN0299.JPGこの鶏は、天然記念物の薩摩鶏と在来種の横斑プリマスロックという鶏を掛け合わせ
鹿児島県畜産試験場(霧島市)が、6年かけて完成させた鶏だそうです。

筋繊維が細かくて、適度な歯ごたえが特徴
揚げても冷めても柔らかい食感や、うま味に驚く人が多いとの事ですので、かなり期待できそう!!

早ければ今月くらいから、売り出される予定との事でしたが、地元のスーパー等ではまだ
お肉を目にする事ができませんでしたので・・

お土産品として販売されていた 『黒さつま鶏みそ』 なるものを発見したので、それを使って
春巻き&だし巻玉子を作りましたよ。

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黒さつま鶏みそに、長ネギ・シイタケ・だしをとったあとの昆布のみじん切りを加え少量のだし汁で
のばしたものを、それぞれに使いました。。。

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DSCN0283.JPGみそも香ばしく美味しかったです!(^^)!



ゼブラなす

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こんにちは(^^♪ 鹿児島特派員坂元です。

今回は、なすのご紹介!!

鹿児島特産は 『白なす』 ですが、珍しいなすの一種をいただいたので・・・
名前は 『ゼブラなす』 その名の通り、紫色と白色の縞模様が特徴で、形は米なすに似ています。

イタリアが原産のようですが、鹿児島の出水で収穫されたものです。


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皮はうすく、ずっしりとした印象!!

皮の紫色の部分にポリフェノールの一種のナスニンが含まれており
抗酸化作用で、ガン・動脈硬化・老化防止の効果があるとのこと。

このナスニンを残す為には、皮はむかず又、水溶性なのであく抜きは手早く行うのがポイント!
(カットしてすぐ調理する場合は、あく抜きせずにOK)

グリルして少し焦げ目をつけたなすを、豚肉で作ったあっさりミートソースを幾重にかサンドしチーズとバジルをのせグラタンにしました。

なすは、歯ごたえしっかり残っているのに、やわらかくとってもジューシー
いつものなすとは、一味違った食感を楽しめました !(^^)!


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      鹿児島特派員の坂元です。

      先日、旬の伊勢えびを求めて、阿久根に行って来ました(*^。^*)

      伊勢えびは、期待を裏切ることなく、甘くて ぷりぷりの絶品!!!

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      今回は、その主役の伊勢えびの美味しさに負けず劣らずの薬味に出会いました!!

      伊勢えびに添えられた、小さな『島みかん』です。
      
      どうしても、その『島みかん』が欲しくなり・・

      産地の出水長島で 『島みかん』 をゲット  v(^^)v

        
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DSCN0241.JPG      大きさですが、かなり小さいく梅干からピンポン玉くらい・・上の画像の左が「島みかん」
      右が「かぼす」です。

      香りは結構強めですが、嫌味がなく、素材の味を消すことなく一体化し、一段と美味しさ
      をアップさせる食材です。

      ちなみに、私の中では、一番の薬味になりました。

      持ち帰ることが、OKの伊勢えびのお頭でお味噌汁を作りましたよっ
      もちろん 『島みかん』 を添えて !(^^)!

 
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と芋がら

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はじめまして、アタライフ鹿児島特派員の坂元!(^^)!です。


今回は、鹿児島では夏から秋に食されるハスイモの葉柄(ずいき)通称「と芋がら」についてご紹介します。

   

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toimogara.jpg(2).jpgのサムネール画像



葉は、サトイモの葉と類似 茎の部分を主に食します。茎の断面は、空洞がいくつも通っていて、

スポンジのようです。

 

toimogara.jpg(3).JPGのサムネール画像



現在は、以前よりだいぶ『と芋がら』とういう名前で知られるようになってきているようですが・・・。

鹿児島育ちの私は、小さい頃から特にお盆の精進料理の一品として食していました。 



栄養の方は、炭水化物・ミネラル・たんぱく質・脂肪・微量のサポニンがあり、

血中コレステロール分解の説もあるとか!



皮をむいて、料理により適当なサイズにカットあく抜き、塩もみ等してから調理します。

酢の物や煮物、さしみのつまにと様々・・・

味に癖がなくシャキシャキとした食感がGOODです。


   

toimogara.jpg(4).JPGのサムネール画像


今回は、サバと煮つけにしてみました。


まだ、食されたことがない方は、ぜひ一度お試しください!!

7月の出張報告の続きです。


7月下旬の長崎さんの畑の様子を紹介します☆

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青々としています。


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畑の裏山も、こんなに緑一色!


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かぼすです。元気を感じます。8月29日のファーマーズマーケットにお目見えしますよ。


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ライムです。レモンをちょっと小さくしたような形です。
こちらも、8月29日のファーマーズマーケットにデビューです!

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レモンです。こちらは、収穫までもう少しかかります。
早ければ、9月18日のファーマーズマーケットに登場します!

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グレープフルーツです。
来年の4月下旬まで樹の上で過ごします。こんなに気が長~いとは、知りませんでした。


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最後に、生産者の長崎さんです。いい笑顔でしょう!


7月の鹿児島出張の続きです。


長崎さん宅で昼食をご馳走になりました!

準備をお手伝いして、気がついたのですが、長崎さんの台所には食器洗いの洗剤がないのです!!!
代わりに昔ながらの石鹸があります。

長崎さん曰く、「畑だけ有機って言ってても、ダメだからね。」
スゴイ!真剣な人は、みんな、こうなのか?


長崎さんの自家用栽培の緑竹で、刺身、サラダ、炒め物、土佐煮。
とっても美味しかったです。

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笠沙町名物のタカエビ。きれいでしょう!
生のままわさび醤油と、軽くグリルしていただきました。
どちらも、very goo~~~~~~d!!!


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こんにちは。Common Kitchen事業担当の日髙です。

1ヶ月遅れになってしまいましたが、7月下旬の鹿児島出張報告です。


笠沙町で、かんきつ類を有機栽培している長崎さんを訪ねました。
6月上旬の河内晩柑から8月下旬のかぼすまでは、収穫がないのですが、
その間も、大事なかぼす、ライム、レモン、グレープフルーツが「夏ばて」
しないように、ケアを事欠きません。


そのひとつが、「葉面散布(ようめんさんぷ)」。
温泉水にお手製の資材を混ぜ入れたものを、葉面に散布します。


車で3分ほどの温泉に、温泉水をもらいに行きます。
水ではなくて、温泉水を使うのは、温泉水にはたくさんミネラルが含まれているからです。


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作業場にもどり、お手製の資材をそれぞれ計量し、タオルでこします。
こさないと、散布のときにホースがつまるからです。


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こすと、カスが結構でるんですね。


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次々と計量、こして行きます!

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全部で8種類のお手製資材をこしたら、タンクの中の温泉水に入れて、準備完了!

タンクの中は、温泉水と発酵させた植物などで作った資材なので、とても良い香りがします。


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夕方、陽が落ち始めたら、葉面に散布します。これで、果樹もほっと一息、フゥ!



長崎さんのお知り合いで、坊津で釜焚き塩を作っていらっしゃる日高ご夫妻を訪ねました。

日高紀夫さんは会社勤めをしていましたが、50歳になったら何か自分で始めたいと常々考えていたそうです。

常々考えていたことが、具体的な形になったきっかけは、6年ほど前のJR九州の車内誌の九州の塩特集。熊本で塩作りをしている人の記事に衝撃!を受けたそうです。

うまく言葉にはできないけれと、「これだ!」と思ったそうです。

この話を、40歳過ぎた男性の友人たちに話しましたら、みんなとても共感していました。「これだ!」というのが欲しいんですよね、みんな。


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坊津の海には、さんご礁が生息しているのでミネラル豊富な海水を汲むことができます。
天気が良い大潮のときに、海水をくみ上げます。

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これが海水をくみ上げるポンプの一部です。


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ここでは、塩作り教室も開催しています。


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くみ上げた海水の塩分濃度は3%くらいですが、これを6日かけて塩分濃度20%になるまで煮詰めてから、7日目に結晶を作る作業に入ります。火加減で結晶の大きさが変わってしまいます。

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釜の火にアルミホイルで包んださつま芋を入れておくと、美味しい焼き芋の出来上がりです☆!
日高さんの奥さん、美奈子さんの嬉しそうな顔!

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手のひらの塩の結晶は、たまたま出来た面白い形のものです。

「真っ白な塩が出来上がると、とっても嬉しいのよ!」

「塩は真っ白だから、ちょっとでも埃なんて入ったら、すぐわかるじゃない。だから、袋詰めまでちゃんとできたら、とっても達成感があるのよね。」

美奈子さんの優しい、ほのぼのとした、ちょっと高めのトーンの声がしっかり耳に残っています。


長崎さんと同じ笠沙町で、マンゴーの栽培をなさっている秀美園さんの農園を訪ねました。


mangofarm1.JPGのサムネール画像


マンゴー農園を始めて、今年で8年目です。塩屋さんご夫妻とお嬢さんの3人が役割分担して、切り盛りをしています。


農園を始めたきっかけは、いただいて食べてマンゴーがおいしかったから。


ご自分たちが美味しいマンゴーを食べるために、研究を始めて、今日があります。


以前、ご両親から受け継いだみかん農園ではじめて生産に携わったときに、指導してくださる人の言うとおりに農薬を使ったら、とても体調が悪くなったそうです。

身を持って農薬の怖さを知ったので、秀美園さんのマンゴー農園では、一切農薬、化学肥料は使っていません。除草は、手作業です。


そして、美味しいマンゴーの栽培を実現した今の願いは、マンゴーを買ってくださったお客さんに、
元気になってほしいということです。


ハウス毎に出荷時期が少しづつずれるように栽培していて、4月から出荷を始めて、7月になると足りなくなるくらいの人気です。

昨年、売り切れで買えなかった人が、早くから今年の分を予約なさっているそうです。


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まだ実がなる前の、マンゴーの木々です。ハウスの室温は、20~24度に維持されています。


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マンゴーの花です。


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マンゴーの実は、最初はこんなに小さいのです。

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随分と大きくなったマンゴーです。赤くなった実に、1つ1つネットを掛けて行きます。熟したら、自然にそのネットの中に落ちる手はずです。


夜中のうちにネットに落ちたのものは、切れたヘタからでるヤニが実について、見かけが悪くなることがありますが、言うなれば、その黒いスジ完全に熟してから収穫した"証"ですよね。


しかし、マンゴーは見かけを重視する人が多いので、黒いスジが強く残っているとB品として、ちょっと値段を下げて販売しています。


ハウスの中では、少量ですが、パパイヤ、ドラゴンフルーツ(11月~12月)、パイナップル(自家用)も栽培しています。

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訪問したのはシーズンも終わりの頃でしたが、立派なパパイヤの実がなっていました。



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後日談ですが、この日いただいて帰ったパパイヤを食べる前に撮った写真です。マンゴーも美味しいですが、パパイヤも美味しかったです♪


当社しゃちょーは、パパイヤが苦手なので、私1人で全部平らげました。

あ~、し・あ・わ・せ♪ ご馳走さまでした(^・^)/





う~ん、すみません。また日が開いてしまいました。やっと長崎さんの畑にたどりつきました。


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除草剤を使っていないので、地面に草が一杯です。もちろん、ときどき草むしりはします。

草木の緑に活力がありますよね。


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レモンの木です。赤くみえるものは、レモンの花のつぼみです。


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グレープフルーツの幼木です。黒くなっているところは「すす病」ですが、病気は広がないので、放っておくと、自然に治ります。


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レモンの実の黒い箇所は、「カイガラムシ」がついたところです。虫がついても、に紹介した酵素等でレモンの木自体に自然治癒力が備わっているので、時間が経つと自然に治ってしまうそうです。

外側は、黒くなっても中身は問題ないそうです。しかし、黒い跡が残ってしまったものは、皮を使うのはちょっと厳しいので、ジュースなどの加工用として販売しています。

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これはグレープフルーツの木です。今年の分は、予約で完売してしまったので、「アタライフ田舎からの贈り物」では、ご紹介できませんでした。来年の5月初旬までお待ちください!


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たんかんの木と長崎さんです。たんかんは、来年2月が次の季節です。


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長崎さんの畑の近くの桜の木です。

長崎さんの畑の周りには、何もないので、農薬も飛んでこないし、水も綺麗です。


笠沙は、緑あふれるのどかな、本当に良い所です。いずれ機会を作って、生産者さん訪問ツアーを実施したいです!


次回の長崎さんのぼかし肥料を使って、無農薬・無化学肥料でマンゴーを栽培している秀美園さん訪問報告です。